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SHIGETA:日本市場に合わせた自然派化粧品

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「そのままで十分美しい女性が他の女性の真似をすることは、本当に残念な事です。」と、自身が持つ美と癒しのノウ・ハウを生かしてSHIGETAを主宰し、ウェルビーイングコンサルタントとして活動しているChico Shigeta氏は語る。

 

月刊ニュースレター編集部(以下LM):SHIGETAはフランスでは、Chico Shigeta氏が映画監督のソフィア・コッポラ、女優のイザベル・アジャーニ、デザイナーのジョン・ガリアーノらのウェルビーイングコンサルタントを務めていることで知られている。2007年日本へ進出時の経緯を伺った。

まず、メディア媒体を通じて始めました。Chico Shigeta氏が日本で影響力が強い雑誌のカバーを飾りました。すると、次は日本のメディアがSHIGETAに関心を抱いたことがきっかけで、SHIGETAは日本に支社を置くことになりました。女性がより健康で、より情熱的で、より美しくなるお手伝いをしたい、そのためにメソッドを作り上げたというSHIGETAのメッセージは適切に伝わっていると思います。

 

LM:それが「バイタリティー・コーチング」ですか。

そうです。SHIGETAのメソッドは、「植物の癒しの力」「セルフマッサージ」「毎日の食事」「意識した呼吸」という4つの柱で成り立っています。

 

LM:このメソッドをどの様にして市場に出しているのですか。

販売員はクライアントが敏感肌、顔色の悪さ、体力の衰え等気になっている問題に沿って説明します。SHIGETAの製品は、「バイタリティー・コーチング」に必要な品々です。SHIGETAでは、SHIGETA製品を扱う全ての販売員に研修を行い、「バイタリティー・コーチング」及び製品知識の教育を行っています。SHIGETAの様な中小企業がこの様な細やかな研修を行うことはあまりないことですが、SHIGETAではあえて行っています。

 

LM:SHIGETAの製品はどちらで購入できますか。

日本では、「Uka」や「Twiggy」を始めとする40の美容院やスパで購入できます。2008年には新宿伊勢丹に、2009年には大阪の阪急でコーナーを持ちました。この2つの販売拠点のために、販売員を雇いました。伊勢丹や阪急が始めたような自然派化粧品コンセプトのコーナーがこれから増えて行くことは、SHIGETAのビジネスの拡大につながるでしょう。また白金台のアダム エ ロペのようなセレクトショップにも製品を置くようになりました。

 

LM:SHIGETAでは約40種類の製品を扱い、クオリティーには注意を払っています。どのように生産していますか。

2009年、パリの20区にSHIGETA専用の工場を設立しました。この工場で小ロットの生産をすることによりSHIGETA製品の品質をコントロールすることができるようになりました。製品の品質管理も日本人が行っています。

 

LM:2007年から、自然派化粧品市場の発展を見守っていたのですか。

そうです。「インナービューティー」体の中からきれいになるというテーマは、公の場所では存在感がほとんどありませんでした。SHIGETAがそのテーマを発信したのは、それが正にSHIGETAの哲学を表現していたからです。今日では多くの企業が市場に進出しています。自然派化粧品が人々に受け入れられ、市場を獲得していくでしょう。SHIGETAにとっては、日本でSMAPの木村拓哉さんが雑誌にSHIGETAの製品を使っていると記載された時、思いがけない後押しを受けました。その日は、販売店での製品供給に支障をきたすほどになりました。こういう問題なら頻繁に起こってほしいものですね。

 

 

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