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ベトキノール・ゼノアック、動物医療の新しい担い手

在日フランス商工会議所の会員企業を紹介します。

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ベトキノール・ゼノアック社は、2016年1月に創設された動物医薬品を販売する合弁会社で、フランス企業のベトキノール社と、ゼノアックの名で事業を展開している日本全薬工業の2社の提携により誕生した。ベトキノールは1933年に設立された同族経営企業で、ペットや家畜向けの動物用医薬品を開発、販売している。ゼノアックもまた、1946年に福島に設立された同族経営企業で、動物用医薬品の開発、製造、そして輸出入を行っている。ベトキノールにとって、ゼノアックとの提携は当然日本市場への新製品の導入を容易にするという利点がある。「私たちは、ゼノアック社が有する既存市場から得た広範な知識のみならず、日本全国を網羅する300拠点からなる販売網の恩恵も受けています。これらの強みにより、日本の動物病院と直の接点を持つことが可能になります」と、ベトキノール・ゼノアック代表取締役副社長のアントニオ・フェレイラ氏は話す。

日本で拡大している「ペット」セグメント

ペット産業市場は、日本と欧州とではまったく同じというわけではない。「日本の住まいは多くの場合、欧州より小さいということを念頭に置く必要があります。日本人が飼うペットの品種にも影響を与えており、一般的に、より小型のものを飼う傾向にあります」と、ベトキノール・ゼノアック代表取締役の福井邦顕氏は話す。「日本では約1千万匹の犬、および同じくらいの猫がペットとして飼われており、動物用医療設備の普及率は世界的に見ても高いと言えます」。ペットに対する日本人の愛情は、ペットの健康や寿命にも影響を与えている。「ペットのケア産業市場もこうした状況に感化され、市場自体、成長を続けています」。

長期戦略

日本企業とフランス企業によるこの連携は、長期的観点に立ったパートナー戦略に基づいている。「すでに犬や猫向けのサプリメント2商品の販売を開始しました」とアントニオ・フェレイラ氏は説明する。「目標は、他のサプリメントや動物用医薬品を含めた、販売可能な商品の品揃えをすばやく拡充させることです。現在、販売承認等の必要な手続きが進行中です」。2017年以降、新製品を日本市場に投入することがベトキノール・ゼノアック社の目標だ。

日本全薬工業HP:http://www.zenoaq.jp/

ベトキノールHP:http://www.vetoquinol.com/eng