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クラランス、日本で成長を続けるフランスの家族経営ブランド

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フランス化粧品ブランド「クラランス」の歴史は、1954年にパリで始まった。当時エステティックサロンを経営していたジャック・クルタン=クラランス氏が、女性顧客たちの声に応えてその革新的な製品の販売を決めたのがきっかけである。こうして誕生したブランドは、現在、二人の息子クリスチャンとオリヴィエ・クルタン=クラランスによって受け継がれている。クラランスは今日、世界的な有名ブランドに成長し、スキンケアとボディケアの世界的リーダーである。ヨーロッパだけでなく、北米やアジアの市場においても、多くの競合ブランドを前に大きな成功をおさめている。クラランスが日本に進出したのは31年前。1980年代の半ば、伊勢丹新宿店に最初のカウンターをオープンさせた。その後、急速に事業を拡大し大きく発展したクラランスは、製品の質と特化されたサービスに敏感な日本人女性を幅広く魅了していった。

日本人女性客の要望に応えるフランスのブランド

アントワン・ブルジョワ氏は、日本でのクラランスブランドのさらなる発展のため、3年前にクラランス株式会社の代表取締役社長に就任した。日本では海外ブランドであるクラランスは、国内ブランドとの競争に直面している。「国内ブランドは、日本人女性にしっかり合わせた製品を開発しているため、(我々のような海外ブランドにとって)競合するのは簡単なことではありません。日本の女性は、歴史ある国内ブランドに信頼を置いており、満足しているのです」と、アントワン・ブルジョワ氏は日本市場を説明する。クラランスの強みは、製品の特性にある。「日本の女性が求めるものは、フランスの女性と同じではなく、彼女たちの悩みも異なります。そのことを理解し、要望に応えることが必要です」とアントワン・ブルジョワ氏は語る。クラランスはすでに、リフトアップ美容液やホワイトニング製品といったアジア人女性の要望に特化した製品を開発している。

日本は成熟した市場で、要求するレベルも高く、そんな中でシェアを獲得しなければならない。日本の女性は、スキンケアについての知識が特に豊富で、絶大な信頼を置いた製品は世代にわたってその良さが受け継がれる。こうしたことから、クラランスは家族経営の歴史と製品の品質を軸にマーケティングを行う。パッケージはシンプルで、ほかのブランドのような流行りのデザインのボトルとは一線を画す。投資はもっぱら、原材料と顧客の要望に応えた新製品の開発に充てている。

クラランスのもう一つの強みは、顧客のフィードバックや要望によって製品を考えることにある。ラグジュアリーな製品よりもスキンケア製品のブランドとして位置づけ、外見に手を抜かない熱心な女性たちのために、品質と価格の魅力的なバランス持った、広範な顧客層に手の届く製品を提供している。

クラランスHP:www.clarins.jp/

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